注射療法
有効成分を注射で痔核内に投与することで痔核を硬化・退縮させ、内痔核を切らずに脱出と出血を治します。
痔核を切り取る手術とは異なり、痔核の痛みを感じない部分に注射するので、「出血」や「痛み」など、患者さんの身体的・精神的負担は軽減されます。
また、再発の可能性はゼロではありませんが、治療は15分程度で終わり、3~4日間の短期間の入院での治療も可能なので、治療費も手術の3分の1程度と経済的な負担も軽減されます。 さらに日帰り手術も可能です。
薬物療法
薬物療法には、「坐薬」「塗り薬(軟膏・クリーム)」「内服薬」の3種類があります。
坐薬
肛門に挿入しやすいように紡錘型をしたやわらかい固形の薬。
患部に直接作用するので効き目が早く現れます。使用は1日1~2回。
肛門に挿入しやすいように紡錘型をしたやわらかい固形の薬。
患部に直接作用するので効き目が早く現れます。使用は1日1~2回。
塗り薬
塗り薬(軟膏、クリーム)は肛門周囲に塗るタイプと注入タイプ。
坐薬と同じく、排便時に肛門の粘膜を刺激しないよう保護します。
塗り薬(軟膏、クリーム)は肛門周囲に塗るタイプと注入タイプ。
坐薬と同じく、排便時に肛門の粘膜を刺激しないよう保護します。
内服薬
便秘のときに便を柔らかくする緩下剤や炎症を抑える抗炎症薬、抗生物質などが痔の治療に用いられます。
便秘のときに便を柔らかくする緩下剤や炎症を抑える抗炎症薬、抗生物質などが痔の治療に用いられます。